鍵屋の独り言

現役鍵屋が仕事では言えない独り言を呟きます。

現場にいるSE

こんにちは、やっちーです。

 

今まで社内SEをやっていて、一番ためになったのがシステムの知識ではなく、システムを使う人と同じ現場で一緒に作業することです。これができないSEも結構居て、いざという時に苦労しているのをよく見かけます。

 

なぜ現場で一緒に作業をすることが大事か

庫内管理システムの開発をしていた時は一緒に倉庫整理をしてましたし、コールセンターのCRMを開発していた時は一緒に電話を受けていました。

 

こうやって現場の空気を体験することで、実際の業務でどういう風にシステムを使うのかとか、そもそもの業務自体の問題点に気づけたりします

何よりもユーザーが仲間意識をもって接してくれるようになるので、事前に相談してくれたりだとか、空気の重い会議をしなくて良くなります。

 

仕事をする上で本音で話せるのって重要ですよね。

部署が違うとお互いの利益関係から面倒な話をする場面もあるのですが、こういう時にぶっちゃけ話でお互いの折衝できる部分を探れたりして、助けられたことが何度もありました。

(忘年会とかに呼ばれまくるので少し大変&お金がかかりますが・・・)

 

本題

とまぁ、ここまでが前置きなんですが、今日も作業員のかたにお願いして現場に行ってきました。そうしたら作業は5分で終わっているのに、システムへの入力に10分以上時間をかけているんですよね。

 

地方の鍵屋は色んな大手企業から受注をもらって案件を獲得することが多いのですが、この大手企業がそれぞれみんな別々のシステムを用意していて、しかも自社で作業員を抱えていないためか、お客様や作業員のことを全く考えていないシステムなんです。

 

その癖に手数料を40%取っていく企業なんかもザラにあったりして、私は怒り心頭でした。まぁそんな事情があって今日は以下の2つを心に誓いました。

  1. 自社の案件を増やして、他社に頼らなくても安定して受注が取れるようにする
  2. 他社のシステム同士をつなぐ、自社用のシステムを作る

 

1が特に重要だと思うのですが、一気に出来る話ではないので2に手をだしてから並行して1にちょっとずつリソースを割いていく感じでしょうか。

 

頭の中でいくつか案が浮かんだので社長に話してみたら即OKで予算を出してもらえることになりました。中小企業だとこういった判断が早いのが良いですよね。

 

過去に似たような案件を任されたことがあるので、腕の見せ所です。貯めてた経験値を使いきる場面が一番気持ちいいですよね。

 

明日からは忙しくなりそうです。

ではでは、やっちーでした。